東京スタッフの
取り組み

ものづくりは、未来の夢をつくること。大道具製作のプロフェッショナル、東京スタッフのサスティナブルな取り組みをご紹介します。

ものづくりの現場から、持続可能な未来へ

私たち東京スタッフは、大道具製作のプロフェッショナルとして、多様な演出空間を支えてきました。作品ごとに異なる世界観を形にする一方で、「資源をどう使い、どう次につなげるか」という視点も、今や欠かせないテーマになっています。

私たちの仕事は、木材・鉄材・布・塗料など多くの素材を扱いながら、ものづくりをする現場でもあります。だからこそ、「使い捨てない」意識を大切にし、解体後も再利用できる設計や、再加工しやすい構造づくりなど、資源を活かす工夫を日々実践しています。

また、環境にやさしい塗料や素材を選ぶなど、少しずつでもエネルギー消費と環境負荷を抑える取り組みを続けています。

働く人と技術を明日につなぐ

東京スタッフのものづくりは、経験と技術に支えられた「手仕事」の世界です。


熟練した職人の知識や技術を次世代へと継承するため、若手の育成にも力を入れています。現場での実践を通じて学びを深めるスタイルを中心に、技術者が長く働けるような環境づくりにも取り組んでいます。

社員同士のコミュニケーションも密で、個々の経験や意見を尊重し合える風土があります。安全管理や労働時間の見直しなども随時行い、ものづくりの現場を支える人たちが、安心して力を発揮できる環境を整えています。

ものづくりは、未来の夢をつくること

東京スタッフでは、使い終えた部材の一部を地域の子どもたちや教育機関などに寄贈する活動も行っています。装置の中に込められた素材や物語が、また別の場所で子どもたちの夢をつくり新しい役割を果たす——そんな循環を大切にしています。

コンサート会場の設営・テレビセット製作・イベント設営など、私たちが関わる場面はさまざまですが、そのすべてで「つくる責任」「つかう責任」を意識しながら仕事に取り組んでいます。

それは、ごく小さな一歩かもしれません。それでも、誰かのための夢をつくる仕事だからこそ、できることからひとつずつ。

未来の夢につなげるために、歩みを進めていきます。